2007年7月19日木曜日

MF西谷 J200試合出場へ 「白星で決める」

 札幌の攻撃の大黒柱のMF西谷正也(28)が、11日のホーム福岡戦に出場すると、Jリーグ通算200試合出場となる。第2クールの最後5試合を、1勝3分け1敗とやや尻すぼみで終わったコンサドーレ。“札幌のアニキ”こと西谷が、キラーパスとドリブルで第3クール初戦からチームの勢いを取り戻す。  97年にC大阪に加入してから11年目、西谷に200試合出場達成の時がきた。札幌では大塚、曽田、西沢らに続くが「きのう(8日)聞いてビックリしました」と、記録のことには関心がなかった様子だ。  それよりも、チームがやや勢いを失いつつあることが気にかかる。「いつも同じことを言ってしまっているけど、次こそはしっかり勝ち点3を取りたいっすね。決めるチャンスがあるのに決めてない。FWや僕がきちんと決めないといけない」と話した。  今季は、押しも押されもせぬ攻撃の大黒柱となった。23試合に出場して6ゴール6アシスト。相手を欺くトリッキーなドリブルと鋭いキラーパスで、敵DFラインを切り裂く。時にはスルーパスが鋭すぎて、味方をも欺いてしまうときもあるほど。だが、それに反応できれば、決定機は必ず札幌にやってくる。だからこそ、チャンスを外すことも多いダビには、厳しい注文を出した。「ダビとはコンビネーションは合ってきたけど、パスを出しても決めてくれないと出したくない」。  そんな天衣無縫の男に三浦俊也監督も全権委任している。「天才は自分らのような凡人には見えない部分が見える。同列では比べられない。西谷は決定的な仕事ができるし攻撃の技術が高い。相手にとって嫌な選手」と天才肌であることを否定しない。だが、研究熱心な面もある。「相手のビデオは一切見ない」と西谷は言うが「遠征先では結構、借りにくるよ」と指揮官は明かした。  大台目前で、最も印象的な試合はC大阪時代の00年のJ1・1stステージ最終節の川崎F戦だった。勝てば優勝という試合でスタメン出場したが、延長Vゴール負けで横浜Mに優勝をさらわれた。同じ首位を走る今年は、そんな思いをするつもりはない。  合宿などのオフには、チームの後輩を引き連れ、食事をおごってあげる気前のいい「アニキ」。そして攻撃では全権を握る「キング・マサ」として、節目の試合となる第3クール初戦の福岡戦で勝ち点3へ全力を注ぐ。

(北海道新聞より引用)

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